宮崎県のラーメン通が教える!本当に美味しい店を見分けるコツ

宮崎県は、独自の豚骨文化が根付く「ラーメン激戦区」として知られています。あっさりとしたスープが特徴の伝統的な宮崎ラーメンから、全国的にファンが多い激辛の「辛麺」まで、そのバリエーションは非常に豊かです。本記事では、宮崎県内で絶対に外せないおすすめのラーメン店や、知っておきたい宮崎ラーメンの特徴を詳しく解説します。
宮崎ラーメンとは?独自の進化を遂げた特徴を解説
宮崎ラーメンは、隣県の鹿児島や熊本、福岡のラーメンとは異なる独自の進化を遂げてきました。一般的に「九州のラーメン=濃厚な豚骨」というイメージがありますが、宮崎のスタイルは一線を画します。(例外的に、宮崎にも二郎系ラーメンもありますが)
あっさりとしたライトな豚骨スープ
宮崎ラーメンの最大の特徴は、さらりとした口当たりの豚骨スープです。長時間煮込みすぎず、豚骨の旨みを引き出しつつも脂っこさを抑えているため、毎日食べても飽きない味わいが老若男女に支持されています。
中太の柔らかい麺とたっぷりのもやし
麺は博多のような極細麺ではなく、少し太めの中太ストレート麺が主流です。柔らかめに茹で上げられることが多く、スープとの一体感を楽しめます。また、具材としてシャキシャキの茹でもやしがたっぷり乗っているのも宮崎流です。
付け合わせの「たくあん」が定番
宮崎の多くのラーメン店では、注文を待つ間に「醤油漬けのたくあん」が提供されます。これは宮崎独自の文化であり、口の中をさっぱりさせる口直しとして欠かせない存在となっています。
宮崎市内で人気のおすすめラーメン店5選
宮崎市内には、行列必至の有名店が数多く存在します。まずは訪れるべき定番の5店舗を紹介します。

栄養軒:宮崎ラーメンの代名詞とも言える老舗。香ばしい焦がしラードがアクセントのスープが絶品。
ラーメンマン(拉麺男):早朝から営業しており「朝ラー」も可能。こってりからあっさりまで種類が豊富。
きくや:地元民に長年愛される名店。シンプルながら奥深い味わいのスープが特徴。
風来軒:濃厚な豚骨スープを求めるならここ。ドロリとした重厚な旨みが特徴の人気店。
屋台骨:市場の近くに位置し、新鮮な素材を活かしたコスパ抜群の一杯が味わえる。

宮崎発祥のソウルフード「辛麺」の魅力
宮崎のラーメンを語る上で、「辛麺(からめん)」は外せません。延岡市が発祥とされるこのメニューは、今や県内全域、さらには全国へと広がっています。
辛麺の主な特徴
辛麺は、唐辛子の辛さとニンニクのパンチが効いた、醤油ベースのスープが特徴です。以下の要素が組み合わさっています。

こんにゃく麺:そば粉と小麦粉を使用した、コシの強い独特の麺(食感がこんにゃくに似ているためそう呼ばれる)。
具材:たっぷりの溶き卵、ニラ、挽肉、そして大量の刻みニンニク。
選べる辛さ:0辛から「地獄の辛さ」まで、自分の好みに合わせてレベルを調整可能。

代表的な辛麺店
宮崎県内で辛麺を食べるなら、以下の店舗が有名です。

辛麺屋 輪:洗練されたスープの旨みが特徴で、初心者から激辛好きまで幅広く対応。
元祖辛麺屋 桝元:辛麺ブームの火付け役。メニューが豊富で、トマト辛麺やカレー辛麺も人気。

エリア別・シーン別で選ぶ宮崎のラーメン
宮崎県は広いため、エリアごとに異なる魅力を持つ店舗が点在しています。
宮崎市中心部(ニシタチ周辺)でのシメの一杯
宮崎最大の歓楽街「ニシタチ」周辺には、飲み会の後に立ち寄りたいお店が集まっています。

織田薪:釜揚げうどんが有名ですが、あっさりしたラーメンもシメに人気。
もも鐵:炭火焼と共に楽しめる、コクのあるラーメンが評判。

県北(延岡・日向)と県南(都城)の人気店
宮崎市以外にも、わざわざ足を運ぶ価値のある名店があります。

再来(延岡市):県北エリアで絶大な支持を誇る、昔ながらの豚骨ラーメン。
いってつ(都城市):都城エリアを代表する人気店。濃厚ながら臭みのないスープが特徴。

宮崎ラーメンを最大限に楽しむためのポイント
より宮崎のラーメンを深く味わうためのTipsを紹介します。

まずはスープから:見た目以上に飲みやすい宮崎のスープを、まずは一口そのまま味わってください。
ニンニク醤油で味変:卓上に置かれている「ニンニク醤油」を加えると、一気にコクが増します。
たくあんを挟む:濃厚な味に慣れた舌を、たくあんでリセットしながら食べ進めるのが通の食べ方です。
替え玉ではなく大盛り:博多と異なり替え玉文化がない店も多いため、たくさん食べたい場合は最初から大盛りを注文するのが無難です。

宮崎のラーメンは、その土地の気候や文化に寄り添った優しくも力強い味わいが魅力です。定番の宮崎ラーメンから刺激的な辛麺まで、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。